インコをわが家に迎え入れたら、必ず一度は健康診断のために病院に連れていきましょう。

ペットショップでたくさんの鳥たちと一緒にいた場合は、何らかの病気をもらっている可能性があります。

また、一度健康診断に連れていけば、そのインコの健康状態が把握でるだけでなく、かかりつけとなる病院のチェックもできます。

良い医師であれば、丁寧に飼育のアドバイスをしてくれるでしょう。

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信頼できる動物病院の選び方

動物病院と一口に言っても、たくさんの種類があって、得意な動物も医師によって違います。

まず第一に鳥類を診察できるかチェックします。

動物病院は犬猫専門でやっている場合が多いので、自分の家の近くで鳥類を診られる病院があるかどうかを調べてピックアップしましょう。

 

また鳥を看られるといっても、簡易的な診察しかできない動物病院もあります。

出来る事なら鳥類専門の病院がいいですね。

 

鳥専門の病院でないなら、そのう検査が出来るか?糞検査は出来るか?などを直接電話で問い合わせるのも良いと思います。出来ないのならば他の病院をあたりましょう。

また、移動時間はなるべく短い方がインコにかかるストレスが少なくて済むので、出来るだけ近くの病院を選びたいですね。

 

色々と調べて病院は決まったとしましょう。

でも、病院へ行ってからのチェックも重要です。

 

インコを初めて病院に連れていく場合は、病院の雰囲気や医師の対応をチェックしましょう。

大切な家族であるインコを任せられるかどうか?しっかりと目を光らせます!!

質問に対する答え方やインコへの接し方をよく観察すれば、その病院が信頼に値するのかわかると思います。

不安に思っている事や疑問に思っていることを質問してみて、面倒くさがらずに丁寧に受け答えしてくれるような先生がいいですね。

そこらへんは、人間を診察する普通の医者と一緒です。

 

インコは弱い所を見せると外敵に襲われてしまうため、体調不良を隠す動物です。

目に見える形で体調不良の症状が現れた場合は、相当に悪化している可能性があります。早急に病院に連れて行ってあげましょう。

もしすぐに病院に連れていかなければならない時に、病院探しから始めていたら間に合いません。もしもの時の為にも、かかりつけの病院を決めておくことは大切です。そしてそのためにも、最初に健康診断に連れていくことは重要なのです。

病院への連れて行き方

動物病院に連れていくには、持ち運べるくらいの大きさのケージにインコを入れる必要があります。

大きなケージは持ち運びづらいですし、中でインコが暴れて怪我をしてしまうリスクもあるので、なるべく小さなケージを用意しましょう。

移動手段にもよりますが、特にオススメなのが温度管理のしやすいプラケースです。

私は小学生のころに昆虫採取で使っていたようなプラケースを使いました。そこに少しだけエサを入れて、底にはキッチンペーパーを敷き詰めました。

 

もし寒い真冬に連れていかなければならない場合は、プラケースの側面に貼り付けるタイプのホッカイロを付けてあげると良いでしょう。

ただし、カイロは一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあるので、必ずケースの外側に貼り付ける必要があります。

 

インコを入れたケージは、大きなキャリーバックや手さげ袋に入れて、その上から布をかけます。暗闇の方がインコが落ち着くので、暴れだすリスクが減るからです。

インコが気になると思いますが、布をどけて中を覗き込むのはなるべく控えましょう。飼い主が見えるとインコはテンションが上がって動き出そうとするからです。

自動車、電車、徒歩など、どの移動手段だったとしても、移動の際はケージになるべく振動が伝わらないように気を付け、しっかりと保温して、迅速に病院まで連れていってあげましょう!!

 

カバーが付いた持ち運べる小さめのケージも販売しています。

ただ、病気や怪我をしているインコを持ち運ぶ場合は、保温しやすいプラスチック・ケースの方がいいと思います。

インコが体調不良のときには、とにかく保温してあげるのがとても大切だからです。