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病院の先生に「インコをいじめてください」とアドバイスをいただきました。

アキクサインコぴこ、肝臓疾患で入院しかける」でお伝えした通り、我が家のぴこが発情をきっかけに肝臓を悪くして病院でお薬を出してもらいました。

1週間分を毎日与えて、様子を見たところ、ちゃんと元気になっていって一安心。

2週間目に再度病院に行くと、念のためもう1週間分のお薬をもらいました。

そして3週間目。

上の写真は、すっかり元気になったぴこを病院に連れて行ったときのものです。

 

そこで先生にいろいろとためになるアドバイスを頂いたのですが、中でも印象に残ったのが「インコをいじめましょう」という話でした。

インコをいじめる理由

小さなプラスチックケースに捕らわれたぴこ。

主治医の先生が部屋に入ってくると、「ぴっ!ぴっ!!」と飛び跳ねて暴れます。

きっと2週間前に注射を打たれたことを根に持っているのでしょう。

 

どれだけ暴れても、百戦錬磨の先生にあっという間に保定されちゃうぴこ。

”そのう”を触診すると、どうやらもう水は溜まっていないようでした。(初診ではそのうの触診で水を吐いちゃいました)

 

その後、骨盤の形状を触診すると、少し開きかかっているとのご指摘。

確かにここ数日、フンが大きくなってきていて、再度発情が始まる兆候が表れていました。

 

先生「骨盤はまだ開いていないんですけど、開きかかっているようなんで…

薬はもう終了でいいと思うんですけど。

いじめましょう”ってお話し、したことありましたっけ?」

 

そもそも飼育下にいるインコが発情するのは、身体的にも健康で、精神的にも満たされているからなのだとか。

栄養不足で身体も健康でない状態では、発情もしないしたまごも産まない。

危険を感じていたりストレスを感じていても、発情しないしたまごも産まない。

 

インコは安心できる場所じゃないと、たまごを産もうとしないのだとか。

 

”インコをいじめる”というのは、何も暴力をふるうとか、そういったことを指すのではありません。

インコの安心できる環境を崩すことを指しています。

 

そうすることで、インコにちょっとしたストレスか刺激が加えられて、発情行動が抑えられるみたい。

 

例えばいつも同じ場所にあるケージの場所を、毎日いろいろ変えてみる。

インコが嫌がるようなぬいぐるみや模型を見せる。

ケージの下のトレーを全部取って、空中で浮いているような状態にして、環境そのものを不安定にさせる。

少しエサを抜いちゃうという方法もあるそう。

 

そのインコが嫌いなことやあえてやることで、発情が抑えられるわけですね。

もちろん、やりすぎたら嫌われちゃうので、ほんの少しだけでいいと思いますが。

 

ただインコは頭がよくて環境を変えてもすぐに慣れちゃうんで、いろいろ手を変えていかないとダメみたいです。

インコの肝臓の病気を予防するための方策

今まではペレットだけをメインで与えていたのですが、それだけでは十分ではないよう。

今後、肝臓を悪くするのを防ぐためには、ネクトンは与えておいた方がいいというアドバイスをいただきました。

ネクトンは粉末状の鳥類専用栄養補助食品で、水に溶かして与えます。

ぴこを飼育し始めた最初に購入して使っていた時期はあったのですが、ペレットを食べさせているし大丈夫だと思い、ず~っと使っていませんでした。

ネクトンを使うことで、ペレットやミックスシードでは不十分が栄養素が補えるみたいです。

ネクトンを入れると、水がちょっと黄色く濁るんですよね。

その他には、日光浴もすごく大事だと。

1日2時間、窓を開けて日光浴。

窓ガラス越しの光は紫外線がカットされているので、窓を開けるのが大切。

日光浴をすると体内でビタミンDが生成され、身体が丈夫になります。

ただ窓を開けていれば、日光は乱反射して室内に入ってくるので、直射日光じゃなくてもケージを窓際においておけば大丈夫。

逆に直射日光をあてるとインコが日射病になってしまうので注意して欲しいとのことでした。

 

①いじめる(環境を変えて安心させない)

②ネクトンを使う

③日光浴を欠かさない

今後はこの3点を実践して、体調管理をしっかりしたいと思います。

 

それにしても、ぴこをいじめるなんて…

むずかしいですが、ぴこのためにも頑張りたいと思います。

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