インコといえば一般的には「おしゃべりをするという」イメージがあるのではないでしょうか。
しかし、実はおしゃべりが得意なのは小型のインコではセキセイインコのオスぐらいだそうです。
(大型のインコであればおしゃべりが得意なものも多いそうですが)
小型インコの他の種類でもおしゃべりをする子もいるそうですが、得意というほどではないそうです。
インコに自分の名前を呼んでほしい!と思っている人はセキセイインコのオスを購入するようにしましょう。
更に、インコは幼鳥のうちはオスメスの判別がしにくいとのこと。ショップでも間違えていることもあるそうです。
そもそもインコちゃんにしゃべらせるつもりでなく、しゃべったらいいなという程度の心構えの方が良いようですね。
アキクサインコのぴこはもちろんしゃべりません。
アキクサインコはそもそもひたすら鳴き声をあげていることもない控えめとされる種類ですし、しゃべるのは難しいでしょう。
アキクサインコが少しだけしゃべったような動画も見ましたが、おそらく何と言ってるのかは飼い主さんしかわからないでしょう。
私は知識がなかったので、根気よくしゃべりかければそのうちおしゃべりするようになる、と思っていましたが…ぴこは性格的にもその可能性はかなり低い様です。ちっともしゃべる見込みがなかったのに急にしゃべりだす事もあるそうなのでほんの少しまだ希望は捨てていませんが(*^_^*)
おしゃべりを覚えさせるには結構根気がいるそうです。毎日同じ言葉を、目を見つめながら話しかけ、また、出来れば人間の言葉をしゃべらない時はムシするとか…人間の言葉を使えば(マネすれば)喜んでもらえる、と思うように仕向けるのですね。そして、人間の言葉を使わない場合は意思の疎通は出来ないとすりこみます。
私も一応毎日ぴこ、ぴこと名前を呼んではいますが、ちゃんと目を見つめているかというと、時には何かしながら話しかけていますし、そこまでしておしゃべりさせたいのか?と考えてみると、そうではないので、私にぴこが鳥語で話しかけてきても「なあに?」と返事をします。
そしてぴこは鳥語で、私は日本語で、それでもほとんど意思の疎通ができているので、ぴこも積極的に日本語を話そうとは思わないでしょう。
おしゃべりを覚えさせるのには根気が必要な場合もありますが、インコちゃんの性格によっては教えなくても勝手にどんどんしゃべりだす子もいるそうですし、性格の事を考えても、わがままで、猫のようなぴこがこちらに合わせようと思う可能性は低いでしょう。
おしゃべりが出来ればそれなりに楽しいとは思いますが、「ぴぴっぴぴっ」としきりに鳴くぴこの訴えを、ある程度理解できている、そんな状況も結構楽しいものです。
あなたがもしインコちゃんをおしゃべりさせたくて飼っているのに、なかなかインコちゃんが日本語を覚えないのであれば、諦めてあなたが鳥語を覚えてみるのもいいのではないでしょうか。