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自然木止まり木をハンドメイドで作成する手順

この記事では自然木の消毒のやり方や木の加工方法など、世界にたった1本だけの自然木を使ったオリジナル止まり木を作成する手順を紹介します。

まずは自然木を手に入れる!

まずは、基本となる自然木を手に入れる必要があります。

方法はたくさんあります。

まず第一に、近所の公園や果樹園で拾ってきたり、枝の伐採をした知人からもらってきたりといった方法。

ただし公園などで枝を拾う場合は、無断で持ち帰るのは絶対NG!!

「落ちてる枝を持って帰るくらいいいじゃない」

と思うかもしれませんが、しっかりと公園の管理者に許可を取る必要があります。

同じように、森や山から枝を持ってくる際にも管理者の許可が必要です。

造園や伐採を行っている知人がいれば、頼めば枝を譲ってくれるかもしれませんね。

 

また、木の枝はハンドメイドの材料として、お近くの量販店やネット通販で購入することができます。

もし近くに枝が落ちている山がなかったり、管理者の許可が取れないようならこういった通販を利用しましょう。

 

☆木の枝を手に入れる方法

  1. ホームセンター
  2. ネット通販
  3. 材木店・植木屋に相談
  4. 果樹園で譲ってもらう
  5. 友人・知人・家族・親戚より譲ってもらう
  6. 近所の山や林で拾ってくる(無許可はNG)

 

自然木の煮沸消毒や乾燥のやり方

手に入れた自然木はそのままでは使用できません。

自然の中でいろんな鳥が止まった可能性もありますし、雑菌や病原菌が付着している可能性もあります。

止まり木にするまえにしっかりと殺菌する必要があります。

 

生木の場合は、まずしっかりと乾燥させる必要があります。

直射日光のあたらない風通しの良い場所に1~2カ月放置して、芯まで乾燥させましょう。

日当たりの良い場所でガンガンに直射日光を当てると、枝にヒビが入ってしまうことがあるので注意です。

直に横に置かず、斜めにすることで効率的に乾燥させることができます。

 

しっかりと乾燥させたら、その枝を水の中に沈めて「虫抜き」を行います。

そのまま水でしっかりと表面を洗ってキレイにする。

そうして最後に5~10分ほど煮沸消毒します。

(我が家では使わなくなった大きめのフライパンを使って煮沸消毒しています)

煮沸消毒した枝を、再びしっかりと乾燥させて完了です。

 

わたしは煮沸消毒した自然木を晴れた日にベランダで乾燥させています。

晴れた日にベランダに出し、その日のうちに室内に回収。

この繰り返しをだいたい1か月以上は継続します。

枝をカットして穴を開ける

次に枝を止まり木にあう長さにカットします。

使う枝の太さは1~2センチくらいなので、電動のこぎりを使わなくても大丈夫。

ホームセンターで売っている小さなノコギリで、難なく切断することができます。

 

ケージとセットで付いてきた止まり木は25センチでしたが、私はだいたい12~13センチにカットして止まり木を作っています。

その理由は、まず第一に耐久性。

あまりにも止まり木が長すぎると、ネジを取り付けた際に負担がかかり、破損の原因になります。

短めであれば耐久性が向上しますし、インコよりも大きなオカメインコが乗ってもしっかりと支えてくれます。

 

第二に、短めの止まり木をケージの中に複数取り付けたいから。

大きなケージを1本取り付けるよりも、13センチくらいの止まり木が3~4本あった方が、インコだって楽しいと思うんですよね。

枝をカットできたら、念のため断面にヤスリをかけます。

鋭利な切断面のままだと、インコが怪我してしまうかもしれません。

…過保護すぎるか!!?

 

で、次はネジを入れるための穴を開けます。

”バイス”という器具に枝を固定して、電動ドリルで穴を開けます。

私は自宅で使える吸盤式の小さなバイスを使っています。

怪我しないように、慎重に、真っすぐに穴を開けましょう。

慣れないうちは、斜めに穴を開けちゃったり、けっこう難しかったです。

ネジやワッシャーを取り付けます

次に穴に「寸切ボルト」を埋め込みます。

ナットを2つ使って、モンキーレンチでギュギュッと締め付ける。

力を入れ過ぎると木が割れちゃうので気をつけます。

だいたい1センチくらい飛び出すように、寸切りボルトをねじ込みます。

 

そこにワッシャー2枚と蝶ナットを取り付ければ、ハンドメイド止まり木の完成。

枝の形は1本1本違うので、世界にたったひとつだけのオリジナル止まり木が出来上がりました。

実に感慨深いっ。

設置してみてインコがちゃんと止まってくれたら、感動もひとしおです。

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