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アキクサインコぴこのケージとレイアウト

ケージ

私たちはぴこを飼い始めた時、最初はケージを用意していませんでした。

ヒナの購入と同時にプラケースを買って、ぴこを連れ帰り2週間くらいはプラケースで過ごしていました。その間に、ペットショップでケージを早めに用意するよう言われていたため、わりと慌ててアマゾンで注文しました。

ケージはおしゃれな形のものを選びたかったのですが、少し調べてみると角型のシンプルなものが一番良いという事だったので、それを購入しました。

インコのケージ選び方はこちらの記事で→「インコのケージ選び

ケージは注文してすぐに届いたのですが、まだぴこは思ったより幼く、ケージが届いてからもすぐに移すことはできませんでした。

ケージが届いた日に折角なのでと思い、ぴこをプラケースからケージに移してみたのですが、小さなぴこには風通しの良いケージは寒かったようでプルプルと震えだしてしまい、慌ててプラケースに戻しました。結局ある程度大きくなるまで、ぴこはプラケースで過ごしました。

今考えれば私が購入したケージは入り口が狭く、もっと選んで買いたかったと少し後悔しています。そもそも、鳥かごにそんなに種類があるとは知らなかったのです。

もう少ししたら、改めて購入しようかと思ってはいますが、今使っているケージはシンプルと言えばシンプルなので、ドアが小さい以外はそんなに不便はありません。しばらくは使い続けようと思っています。

グッズとレイアウト

エサ入れ

付属のエサ入れ、水入れは大きすぎてぴこが登りにくく、またプラスチック製だったのでツルツルと滑り上手く止まれなかったので、使用していません。かわりに底の浅い、薄いガラスの皿を使う事にしました。幼鳥のうちはサイズがちょうどよかったようで、エサを食べやすそうでした。

エサは注ぎ足さず、衛生面を考えて前日に残ったエサは毎日捨てていますが、結局床に置いているため糞が入ってしまうし、浅いので量もそんなに入りません。幼鳥のうちはよかったのですが、これらの点を考えると、ぴこも大きくなってきたので、また新しいエサ入れを探そうと思います。

水入れもエサ入れと同じものを使っていました。使いやすそうではありましたが、糞が入りやすく不衛生だと思って高い位置に設置できるものに変更しました。

カトルボーンはエサ入れの隣に置いています。床に置いていて、糞がついてしまいやすいのが気になるのですが、留め具が危なかったので上方に設置するのを諦め、今の形になりました。

塩土は主食とは別の小皿にいれてケージに入れっぱなしです。

本当は塩土は「食べ過ぎると体に詰まってしまうので入れっぱなしにしないように」と獣医さんにアドバイスをもらったのですが、ぴこは殆どをケージの外で過ごすので、あえて入れっぱなしにしています。朝私たちが起きてくるまでの間に多少齧っているぐらいのようです。

カトルボーンはエサ入れとケージの壁で

挟むようにして立てています。

水はネクトンを入れているので

黄ばんでいますが、よく飲みます。

その下にあるのは塩土を入れた小皿です。

こちらも良く糞が入るのでこまめに土のカスを捨てます。

止まり木

止まり木はケージに付属していた2本をそのまま使用しています。ぴこの場合は平行に2本並べて設置しても飛び移らず、むしろ移動に邪魔そうだったので、2方向から直角に延びるように配置しています。セキセイインコなどとは違い、ぴょんぴょんと跳ねるような動きではなく、何かに登るときも羽を羽ばたかせるので、ぴこが使わないようであれば一本でもいいかと思ったのですが、意外にも2本とも良くつたっています。

 

床の糞切り網は外しています。アキクサインコのぴこは金網の上を歩くのはかなり苦手で、ぐらぐらしてしまうので使っていません。

底材にはキッチンペーパーを床の形に合わせて切り、敷いています。その下に段ボールを1枚、保温とクッションの効果を期待して敷いています。

 

おもちゃ

ぴこは放鳥時間が長いため、おもちゃはケージ外に置いています。ただ一応という感じで、薄いお花型のフェルトと屋久杉の小さな棒っきれを入れてあります。最近は草のボールを入れてはいますが、おそらくほとんど遊んでいないでしょう。放鳥時にはケージ外にあるおもちゃでよく遊んでいます。

ヒーター

ヒーターは電球タイプのものを使用しています。カバーを触ってみると結構熱いので、火傷防止策としてケージの外にかけて使用しています。

扉は中央扉の両サイドにエサ入れ水入れ用の扉がありますが、そちらは付属のエサ入れ水入れ使用していないので針金で留め開かないようにしています。ぴこは力がないため、自分で扉を開けることはありませんので、ナスカンでの施錠はしていません。かわりに放鳥の時に扉を開けっ放しにしておくために、洗濯バサミを使用しています。

 

 

ナスカンは結構硬くて貧弱な女の指ではツライです。

インコちゃんがパワフルな場合は

洗濯バサミでは不安ですね★

梯子

ケージは糞切り網を使用していない分、底から出入り口まで高さがあります。ぴこはケージの細い金網をつかむのが苦手で、飛び乗る時かなりバランスがとりにくく、おっとっと、という感じ。

大変そうなので、鳥のおもちゃグッズとして市販されている梯子を購入して、入り口にかけました。しかし、その梯子の棒も細くてつかみにくい様で、想像した使い方ではなく、両サイドの棒を横につたうようにしているので、自分で100円ショップで売っている巻きすを使って梯子の真ん中を埋めました。最初はコルクで埋めたのですが齧ってぼろぼろにしてしまったので、巻きすにしてみました。

ケージの外にでる時ものぼりやすそうですし、入る時は滑り台のように滑り降りる姿がとっても可愛いです♪

 

 


 

 

はしご、というかスロープですね。

作るのは少し大変だったので

使ってくれてうれしいです♪

温度計

温度計はエサ入れや他のグッズのレイアウトのせいもあり、糞があまりかからないのはここしかない、という所に置いています。

 

 

 

理想と現実

インコの飼い方を私なりに勉強をして「インコのケージ選び」「インコのケージ内のグッズとレイアウト」の記事を書きましたが、実際は理想の様にはいかないものです。水入れも糞が入らないようにと高い位置に設置してはいますが、結局しょっちゅう水入れの中に糞が入っています。わざわざそこに登ってやってしまうみたいですね…

それでもぴこはぴこなりに、このケージ内にお気に入りの場所を決めて寝ています。2つある止まり木も活用していますし、せっせと手作りした梯子もしっかり使ってくれていて、レイアウト自体には問題はないとは思います。

しかし、今の所ぴこはケージからいつも出たがっています。しまわれるのもとても嫌がります。どうやらまだまだ居心地のいいケージとは言えない様です。これからもぴこをしっかり観察して、試行錯誤を繰り返し、また、ぴこの年齢に応じても変わってくるとは思いますが、ぴこが部屋に戻ってもくつろげる、快適だと思えるケージを作っていきたいと思っています。

 

 

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