室内で飼育されているインコは昔よりも長生きになったといわれています。
そのヒミツは”栄養”にあるみたい。
栄養バランスのとれたインコ専用のエサであるペレットが登場することで、インコの平均寿命もずいぶんと伸びたみたいです。もちろん、飼育環境が良くなったというのもあるでしょうが。
一種のエサだけ与え続けていると、栄養が偏ってしまい体調不良の原因になります。その点、ペレットは栄養バランスが考えられていて、インコのエサとしてとても優秀なんですね。
ですがこのペレット、インコたちにとってはあんまり美味しいエサじゃないみたい。
粟の穂やミックスシードとペレットを同時に与えると、ミックスシードばっかり食べてペレットにはまったく手を付けないです。そんな状況を見ると「ペレットってやっぱりマズイのかなぁ…」と思ってしまいます。
ですが、ミックスシードだけだと脂質の摂り過ぎになってしまいますし、ちゃんとペレットも食べて欲しい!そんなわけで、いろんな作戦を立ててみました。
ミックスシードとペレットを混ぜてみる
ミックスシードとペレットを混ぜてみる。そうすれば、ミックスシードと一緒にペレットも食べてくれるはず!
そう思いふたつを混ぜて与えてみました。
すると、パクパクと食べているものの、よ~く見るとペレットはポイッ!と投げ捨ててミックスシードばかり食べているようです。
インコは意外と好き嫌いが激しいようで、ミックスシードの中でも嫌いなシードだけ食べない!みたいな器用なことも出来るみたいです。
もちろんペレットも食べてくれているようですが…どうやら、混ぜて与える作戦はあまり有効ではないようです。
ペレットだけ与えてみる作戦
ケージに戻すときにミックスシードとペレットのふたつのエサを用意します。でも翌朝確認すると、食べているのはミックスシードだけ。ペレットはまったく減っていないことが良くあります。
とうわけで、ミックスシードの量を極端に減らしてみました。
翌朝に確認してみると。ペレットがほぼ空の状態に!
やはり背に腹は代えられぬという事でしょうか。
ミックスシードをまったく与えないというのも、インコのテンションが下がると思います。エサの食べる量や体調に気を付けつつ、ミックスシードの量を減らし、ペレットを増やしていくのが効果的かもしれませんね。
ペレットは与え方が大事!?
ぴこは放鳥中に指先でペレットをつまんであげると、喜んで食べます。もちろん、ミックスシードも喜んで食べます。なにも持ってない指先を差し出しても、人差し指と親指の間を必死についばんでくるくらいです(これがまたカワイイ!)
同じように、止まり木についているエサ入れに入っているペレットも、好き嫌いせずに食べてくれます。
放鳥中に部屋の隅に止まり木を置いて、そこにペレットを入れておけば、お腹が空いたときに勝手にそこからペレットを食べてくれるんですよね。
この止まり木を使ってます。
だけど、小さなお皿に入ったペレットはあんまり食べてくれないんですよね。
そのエサを食べるか食べないかは、エサの好みも重要ですが、どの様にして与えるかも重要なようです。
ど~してもペレットを食べない場合の対策
ペレットを食べないインコを食べてくれるようにするためには、ふたつの方法が考えられます。
①ペレットの種類を変えてみる。
②ペレットの与え方を工夫してみる。
どうしてもペレットを食べないインコちゃんは、エサが出てくるおもちゃを与えたりするのも有効かもしれません。
うちのぴこは小さいころから止まり木でエサを食べていたので、止まり木のエサ入れに入っているものならペレットでもなんでも食べちゃうのかもしれませんね。
ちなみにぴこは「ハリソンズバードフード アダルトライフタイムスーパーファイン」を食べています。
このペレットは生後間もなく行った動物病院で勧められたもの。
さし餌を卒業した頃から今まで、ずっと飽きずに食べてくれてます。
粒が小さく、小型の鳥向けのペレットみたいですね。オススメです。