インコを飼育する上での悩みのひとつに「エサをまき散らす」ということがあげられます。

パリパリパリパリ食べている姿は可愛いのですが、いつのまにかエサ入れの周りはミックスシードやペレットのカスでいっぱい!

掃除も大変ですし、ケージの中も汚れてしまいます。

 

特に私が飼育しているアキクサインコは食べるのが下手っぴで、エサをまき散らしやすい種らしく、エサ入れの周りはいつもぐちゃぐちゃ。

せっかくペレットを入れても、その3~4割くらいは食べずにまき散らしている気がします。(しかも地面に落ちたエサは食べない!)

今回はエサをまき散らしちゃうインコの悩みを解決する方法を紹介します。

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インコがエサをまき散らして困ったら

インコの中にはとにかくたっくさんエサをまき散らしながら食べる子がいます。

エサをバラまくのが楽しくて、わざとやっているインコもいますし、ただ単にエサを食べるのが下手でまき散らしているインコもいます。

ケージがエサまみれになると、雑菌が繁殖する原因になりますし、飲み水の中に入ったら水が汚染されてしまいます。

飛び散ったエサは破棄しなければなりませんし、エサ代だってバカになりませんよね。

できることなら、エサをまき散らさない方がいいのですが、なかなか難しい!

ではどうしたらいいのでしょうか?

エサをまき散らすのを止めさせるためにやってはいけないこと

インコがエサをバラまくのには、ちゃんと理由があります。

  • 楽しみやイタズラ。
  • イライラしたときのストレス解消。
  • 発情の兆候としてエサ入れのエサをバラまく。
  • 純粋に、エサを上手に食べられない。

どんな理由であれ「やっちゃダメだよ!!」と大声で注意してはいけません。

 

飼い主がインコに声をかけることは、インコにとってはすっごく嬉しいこと。

 

「うれしいな~!エサを散らかしたらかまってくれる!」

インコはそう判断して、余計にエサを散らかすようになってしまうかもしれません。

エサまき散らし予防にオススメの方法

まず、1日にあげるエサの量をちょっと減らしてみるのがオススメ。

インコにあげるエサは1日分で、毎日取り換えてあげるのが基本です。

インコのエサまき散らしに悩んでいる方の中には、エサ入れにどっさりとエサを盛って、数日は交換しない方もいるようです。

毎日少量ずつエサを上げれば、大量のエサをまき散らすのを予防できます。

 

次に、インコがエサをまき散らすのを完全に解決したいのなら…底の深い、大きなエサ入れを使うのがオススメです。

実にシンプルで拍子抜けする解決策で申しわけありません。

ですが、インコにちゃんとしつけをするのはとても難しいですし、この方が簡単で確実です。

 

実は最近、近所のペットショップで陶器製の深いエサ入れを見つけたので、ためしに購入してみました。

すると…

エサをまき散らしまくるあのぴこが、まったくエサを散らかすことがなくなったのです!

エサ入れが深いとはいえ…

しっかりと、奥のペレットまで食べることができます。

 

このエサ入れ、ちゃんとケージの中に取り付けられる構造になっています。

これを使えばケージの中でエサをまき散らすこともありません。

ペレットも無駄にならないし、一石二鳥です。

 

このエサ入れと同じものでなくても、大きかったり深みのあるエサ入れを使えば、エサをまき散らすことを予防できるでしょう。

インコへの負担もありませんし、飼い主が努力する必要もありません。

もし飼育しているインコがエサをまき散らして困っているのなら、大きめのエサ入れを使ってみてはいかがでしょうか?