ペットとして迎えたインコは、もう大切な家族の一員です。

人間である自分たちも暮らしやすい部屋だと思えるような快適な場所に、インコの自室であるケージを設置してあげましょう。

ケージの置き場所が悪いと、インコの病気や怪我の原因になったり、余計なストレスを与えてしまいます。

インコはとてもデリケートな動物ですので、出来るだけ快適な環境を作ってあげる必要があります。

 

インコのケージの起き場所や環境づくりのコツを紹介します。

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朝は日が入り、夜は暗くなる場所に!

インコのケージは普通に日光の指す部屋がオススメ。

家の奥にある、ジメジメとして1日中薄暗い部屋なんかには置かないようにしましょう。

 

大抵の動物は太陽の光で、朝なのか夜なのか判断します。

日の光が入らない部屋では時間も認識しにくく、体内時計が狂ってしまい体調を崩す恐れもあります。

インコは昼行性の動物。

昼間は明るく夜は暗いというサイクルを乱さないためにも、適度に太陽光が入る部屋にケージを置きます。

 

どうしても日の入らない部屋にしか置けない場合は、せめて日中はライトを着ける等して生き物のバイオリズムが乱れないように心がけましょう。

また、日当たりが良いと言っても直射日光が当たる場所は避ける必要があります。

特に日差しが強い夏は、熱中症を引き起こす原因になります。

ケージは騒がしくない場所に

インコがケージの中で、落ち着いてくつろげるような静かな場所に置きましょう。

例えば、開け閉めの多いドアの近くなどは適していません。

テレビや音楽プレイヤーの近くなどはもっての外です。

臆病な性格の子もいますので、急にものを落してしまうなど、大きな音が立ちやすい台所や、何か作業する部屋はやめましょう。

 

…かといって、人間がめったに来ないような静かな場所に置くと、それはそれでインコが寂しがってしまいます。

適度な距離を保てる、適度な環境を整えてあげましょう。

温度・湿度が管理できる

季節の変わり目などは日中と夜間との寒暖の差が激しい日があります。

急な温度変化は、インコにとって体調を崩す一因となります。

出来ればエアコンがある、温度管理ができる部屋が良いでしょう。

 

気温は人間が快適に過ごせるくらい。

過度の多湿や乾燥は、体調を崩す原因になるので、湿度は50~60%に保つようにしましょう。

 

インコは大自然で生きてきたわけですし、綿密な温度管理は必要ないという説もあります。

日本でだって室外やベランダで飼育できるという人もいるでしょう。

 

ですが、できることなら室内の快適な環境で飼育したいですね。

もちろん、常に適温を保ち続けるのが良いというわけではありません。

多少の季節の寒暖差がないと、発情過多になるとも言われています。それにいつでも温かい場所で飼育していると、寒さに弱い個体になってしまうともいわれています。

適度な環境変化を保ちつつも、刺激のある環境がオススメです。

インコのケージを置く場所の注意点

  • エアコンの風やすきま風が直接当たらないか?
  • 直射日光が当たらないか?
  • 日あたりは悪くないか?
  • 湿気が多すぎないか?
  • 出入り口に近すぎないか?
  • テレビの近くなど、うるさい場所でないか?
  • 周りに危険なものがないか?(刃物や他のペットなど)

インコちゃんのためにも、自分の家の中でどの場所が最適なのか、これらを参考に考えてみましょう。