ピンク色が可愛いアキクサインコはインコの中でも、おとなしく懐きにくいとも言われています。

そんなアキクサインコの性格や特徴とともに、マンションやアパートで飼育する場合に気になる鳴き声の大きさなどを紹介します。

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アキクサインコの性格や鳴き声は??

まずは、一般的なアキクサインコの性格を紹介します。

  • 飼い主によくなつく
  • 他のインコに比べると気性がおとなしい
  • おもちゃで遊ぶことも少ない
  • 身体を触られるのをイヤがる
  • 手乗りインコにはなりづらい
  • 破壊行動はあまりしない
  • 鳴き声がそれほどうるさくない
  • 飛ぶよりも走るのが大好き
  • パニックを起こしやすい

見ればわかる通り、アキクサインコはおとなしくて、とても飼育しやすい小鳥と言えますね。

その鳴き声も他の鳥と比べてとても静か。

コザクラインコなんかは、「ピピィ!!」とけっこう甲高い声で鳴くことがありますが、アキクサインコは大きな声で鳴くことがありません。

噛む力も強くなく、噛まれて怪我をするなんてことはほぼないでしょう。

インコを飼う時に気になる脂粉(フケ)も、セキセイインコなどと比べると少ないようです。(それでも換羽期ともなるとたくさんの羽やフケが落ちて、毎日掃除機が欠かせなくなりますが)

仲間意識、集団意識がとても強く、放鳥中に飼い主が食事を始めたりすると自分もケージに戻って食事を始めたりします。

そこらへんもとても愛らしい性格をしていますね。

 

飛ぶのも好きだけど、歩くのも大好きというのもアキクサインコの特徴です。

ただしこれは注意が必要で、放鳥中に地面を歩いて意外な場所にいたりするので、踏みつけないように常に気をつけていなければなりません。

放鳥すると飛んだり、地面を走ったりしていますが、基本的にはお気に入りの場所でジッとしていることが多いですね。

 

インコを飼育するうえでの楽しみのひとつが、”手乗りインコでかわいがる”ってこと。

ですが、残念ながらアキクサインコはオカメインコやコザクラインコ、ウロコインコなどに比べて手乗りになりづらいという特徴を持っています。。

これも個体差があり、手に乗るのが大好きなアキクサインコもいるようです。

我が家のアキクサインコぴこは??

では次に、我が家で飼育しているアキクサインコのぴこの性格を紹介します。

おとなしいといっても定義は人それぞれなので一概には言えませんが、少なくともぴこはおとなしい子という印象ではありません。

毎朝「出して!出して!」と「ピピッピピッ」とケージの中で大騒ぎ。

ケージのドアを開けた瞬間、テンションマックスで、室内をフケをまき散らしながらブンブンと思いっきり飛び回ります。

ひとしきり飛んだ後は、少しハアハア胸を上下させながら、休憩したりしています。その後もウロウロと部屋の中を動き回り、カーペットをついばんだり、床をつついたり。

これっておとなしいのでしょうか?

それにしてももちろん、お気に入りのソファーの背もたれにとまったり、大好きな飼い主の肩にとまってぼ~っとしたり寝ていたりすることもあります。

しかし眠気が覚めれば、今度は「ごはんは?お腹減った!」と鳴きだし、自分のケージにトタトタと足音を鳴らしながら戻っていきます。

 

こんな姿を見ていると、おとなしいという性格とは真逆なように感じます。他のインコと比べてという意味なのでしょうが、インコを飼ったことがない我々にとっては「他のインコはもっとうるさいの?」とビックリします。

また鳴き声は確かに、キーキーという甲高い声は出さないので静かな方といえるかもしれませんが、それにしても「ピピッピピッ」となにかを訴えるようにさえずったり、寝言を言ったりしています。飼い主の姿が見えない時は、比較的大きな声で「ちょっとどこに行ったの!?」と呼びつけることもあります。

イライラしたりすることもあり、急に噛みついたり、ものすごい形相でくちばしをヒュンヒュン動かして威嚇したりもします。そんなところもまた、可愛いのですが。

おもちゃへの興味はおそらく他のインコと比べると少ないと思います。興味がないわけではないのですが、ぴこは臆病なところもあるようで、初めての物体を見た時はまずは怖がり、逃げてしまいます。そしてしばらくしてから、そっとつついてみたりして、つついたおもちゃが動くのを見てビックリ、また走って逃げてしまいます。

ここら辺は、一般的なアキクサインコと一緒なのかもしれませんね。

 

アキクサインコの中にもおとなしい子はいるのでしょうが、ペットショップで見た他のアキクサインコも元気な子が多かったです。興味津々で「こんにちわ」と言わんばかりにケージの中から近寄ってきてくれた子もいましたし、そんなに物静かでおとなしい子ばっかりではないと思いました。

そして、ぴこは今日も飼い主の肩で寝たり、急に手元に降りてきて「ピピッ」と鳴きながら指先を甘噛みしてきたり、テーブルの上でウロウロしたり、何かを見つけてついばんだり、自由気ままに過ごしています。

ぴこは「静かにしてて!」と思うほど騒がしくなく、「さみしいな」と思うほどおとなしくもない、いい塩梅のアキクサインコですね。

以外と動じないぴこ!

アキクサインコはパニックを起こしやすい性格と言われています。

ですが、我が家のアキクサインコぴこはほとんどパニックになったことがありません。

飼い主がぼんやりしたマイペースな性格なので、それに似たのでしょうか?

ぴこをケージに入れたまま、その周りを掃除していた時に、誤ってケージごと倒してしまったことがありました。でも、中のぴこはケージの中で上手く羽ばたいて、パニックを起こさずに平気な顔。

ちょっと大きめの地震が起きても、近くでサイレンが鳴っても、ド~ン!と遠くから花火が聞こえてきても、パニックは起こしません。

 

ケージの中でパニックになると、無理に羽ばたいてしまい、羽を怪我してしまうインコもいるようです。

その点、ぴこは度胸がある(?)のか鈍感なのか、パニックを起こす心配はあまりないですね。

アキクサインコぴこは手乗りインコになる?

先ほども書きましたが、アキクサインコは基本的には手乗りインコにはならないタイプのインコです。

ぴこも手を差し出しても乗らないですし、何度やってみても逃げてしまいます。

頭をナデナデしようとしても、なかなか触らせてくれません。

ただし、絶対に乗らないかというとそうでもなく、大好きなミックスシードがあると嬉々として手のひらに乗ってきます。

 

ぴこはだいたい同じ時間帯にケージにしまう習慣になっているのですが、その時間帯で「もうそろそろ帰ろうかな」と思っているときも、指を差し出すと素直に乗ってくれます。そのままケージの入り口に持っていくと、自分から自宅に帰っていき、エサを食べたり定位置の止まり木に乗っちゃいます。

もちろん、遊び足りなかったり気分が乗らないときは、いつまでたってもケージに戻らないのですが。

 

アキクサインコは手乗りにはならず、飼い主と適度な距離感を保つインコなんて言われていますが、少なくともぴこはとても甘えん坊で寂しがり屋な性格。

手には乗らないけれど、パソコンを使っていると肩にず~っと乗ってくつろいでいます。テレビを見ていると太ももに乗ってくることもあります。

放鳥した途端に肩に止まることもしばしば。しかもそのまま糞をします。

トイレに行っているとドアの外から「タタタタタッ」という足音が聞こえ、ドアの前で出てくるのを待っていることも。そんなときは、そ~っとドアを開ける必要があります。

家に遊びに来た初対面の人の肩に乗っちゃうこともあるので、基本的にはとても人懐っこい性格ですね。

遠くの止まり木でじ~っと休憩してることも多いですが、そこらへんも手間がかからずにとても飼いやすいインコだといえるでしょう。

 

可愛くて、性格も穏やか、でも元気いっぱい!

ぴこはそんなアキクサインコですね。

ぴこ横から