アメリカはフロリダで、飼っていた”世界一危険な鳥”に攻撃されてた飼い主が死亡するという痛ましい事件が発生しました。

鳥に攻撃されて死ぬ!!

小さくてかわいらしいインコを飼育している身としては、信じられない出来事です。

 

でも、人を死に至らしめるくらい危険な鳥ってなんなのでしょうう?

ハゲタカとか鋭い爪とクチバシを持つ猛禽類かと思ったのですが、世界一危険な鳥ってヒクイドリのことらしいです。

画像:Wikipediaヒクイドリより参照

ヒクイドリは世界最大級の大きさを持つ飛べない鳥で、3本の指には刃渡り12センチのナイフくらい長く鋭い爪があります。

その鋭い爪によるキックはあらゆる敵を容易に切り裂き、その強力な足は時速50kmで走ることができ、2メートル以上飛ぶこともできるとか。

喉の部分にニワトリのトサカのような赤い部位があり、これが火を食べているように見えたからヒクイドリと名付けられたらしいです。

 

…爪で敵を切り裂くなんて、なんか恐ろしいモンスターの生体みたいですね。

フロリダの75歳の男性が、飼っていた「世界一危険な鳥」と称されるヒクイドリに襲われ死亡した。ヒクイドリはダチョウやエミューに似た飛べない大型の鳥だ。

参照元:「世界一危険な鳥」に飼い主襲われ死亡 フロリダ(ハフィントンポスト)

死亡したのは75代の男性。

記事に死因はくわしく書かれていませんでした。

 

「蹴っ飛ばされて死んじゃったのかなぁ」と思いましたが、ヒクイドリの生態を知ると、どうやらそうでもなさそう。

ヒクイドリは長くて鋭い爪で、人や敵対動物を刺して殺すことができるとか。

きっとこの飼い主さんも、鋭いナイフのような爪で…。

こわいですね。

 

いっぽう我が家のアキクサインコぴこはというと…

その鋭いくちばしは容易に薄い紙類を切り裂き、時速3kmで床をタタタッと走り、部屋の中を自由に飛び回ることができます。

たまに噛みつくこともありますが、本気で噛んでいるわけではなく、すぐに離してくれます。

人によくなつき、飼育も犬や猫より簡単です。

インコは世界で一番飼育しやすい鳥かもしれません。

もし日本で鳥を飼育したいなあと思ったら、ヒクイドリではなくインコがオススメですね!!