インコは小さな生き物です。

そして人間によくなれます。

そのせいで事故になり、突然お別れになってしまうことがあるのです!

 

私は重い、暗い話はとても苦手ですが、ぴこを飼うにあたり、避けては通れないいつか必ず訪れる別れ。

 

寿命が来て、ぴこが旅立つのであればまだ気持ちも違いますが、インコはか弱く、ある日突然原因不明で亡くなってしまう事もあるとのこと。

しかし、事故や病気については防げる部分もあるので、意を決し、身の毛もよだつ、死亡原因、経緯を書いてあるブログなどを検索することにしました。

 

やはり見て行けば見ていくほど恐ろしいものばかり。

ソファーで遊んでいるのに気付かずお尻でつぶしてしまった。

調理中のフライパンに飛び込んでしまった。

テフロン加工の新品のフライパンのフッ素が部屋に充満して、人体に害がないので気付かず、インコが死んでしまった。

色々な記事を見ていると恐ろしくて悲しくて涙が出てきてしまいました。

 

一番恐ろしいのは、絶対に踏んだりしない!と常日頃から、細心の注意を払っていたのに、つぶしてしまった、というものです。

人間は結局どんなに気を付けていてもミスをします。

インコどうこうでなく、お茶をこぼしたり、足の小指をぶつけたり、忘れ物をしたり、私って何してるんだろうと思うようなこともよくあるのではないでしょうか?

そして、それによってインコが亡くなってしまう事もあるかもしれません。

実は、ぴこを飼ってまだ日の浅い時からすでに沢山のヒヤリハットが起きています。

 

そもそもアキクサインコは獣医さんに言わせれば、「弱い」そう。

その上ぴこは生まれつきおなかの骨が曲がっているし、ストレスによわく、尾羽はストレスラインが沢山。

おなかも過敏性腸症候群なのかしらというほどうんちの硬さがよく不安定になっています。

 

そんなぴこはまだ飛ぶのが下手な時に、宙から落ちて足をうち、おそらく打撲の状態で一週間ほど足を引きずっていたことがありました。

身体を傾けて歩いていたのですが、骨折なら折れた部分からぶらんとしているはずなので、骨折でないと判断し、プラケースに入れて飛ばないように安静に過ごさせました。

病院につれていけない都合だったので、ほんとに心配でしたが、一週間で治ったのでよかったです。

しかし、野鳥などでは木の上の巣穴からヒナが落下して死んでしまう事もありますよね。

身体が弱い子であれば、あたかも自然の淘汰という事で、なくなってしまっていたのかもしれません。

 

日頃も、立っている人の足の間を楽しそうに通り抜けたり、物を取るために屈んだお尻の下に入ってきたり、床で遊ぶのが好きでとっても心配です。

一度、網戸にしていると思ったら窓がぜーんぶ開いていたこともありました。

ぴこはたまたま窓の方に行きませんでしたが、いつも通りブンブンと部屋を飛び回っていたので気づいた時は本当に焦りました。

 

まさに私って何しているんだろう…

 

呼べばほとんどの場合ぴぴっと返事をするぴこですが、時々いたずら気分なのか、私が必死に呼ぶのをムシして突然ソファーなどの下からひょっこり現れることもあります。

そんな、少し知性があるからこその危険。

賢くて可愛いなと思うと同時に、もう少し危険を考えて!と心配になってしまいますね…

 

床でちょろちょろしているぴこに手が当たって、ぴこが飛んで逃げたこともあります。

手でも十分大けがをさせてしまう可能性がありますし、つぶしてしまうのはほんとに怖いので、家族の肩の上にいるようにさせるなど、床にあまりいないように誘導して気を付けてはいるのですが、やっぱり時々ヒヤリハット!

 

そんなにひやひやしていても疲れてしまいますが、注意は絶対必要!

つぶしてしまうかも…というストレスも抱えつつ、ぴことずっと楽しく遊んで暮らせるように気を付けます!